VISION
設立への思い
こんにちは、にじいろおうちえんを運営しているNPO法人ダイバーシティ工房代表の不破です。
にじいろおうちえんは、私の息子が認可保育園に落ちたことが開園のきっかけとなった園です。
当時、0歳の息子と3歳の娘の2人を別々の保育園に預けていて、経営者としての仕事をしながらの子育てでした。
忙しい生活の中では、子育てについて悩みを気軽に相談したりできる人も近くになかなかできず、 「孤独だなぁ」と感じることがよくありました。たまにはホッと一息つけるような、そんな場所があったらと思っていました。
そんなとき、毎日子どもを預けている保育園のあたたかさに触れ、こんな園がもっと増えてほしい、無いなら自分で作ってしまおう、と思いました。
保育園は子育て家庭が最初に出会う社会で、そして小学校にあがるまでに6年近く関わる場所です。そこでいいつながりを作ることは、その後も安心して子育てをしていくことにつながってくると私は考えています。
にじいろおうちえんは、子どもだけでなく、保護者一人ひとりとの関わりも大切にし、一緒に子育てを考える園でありたいと思います。そして、 子育てをしている家庭だけでなく、市川の地域に暮らす人々にとっても開かれた場所にしていきたいと思います。
保育園に地域の人も立ち寄れるコミュニティスペースをつくり、そこで一緒にご飯を食べたり、話したり。そんな、地域の人々とのつながりが生まれるプラットフォームのような場所にしていきたいと思っています。
不破 牧子 Fuwa Makiko
社会福祉士。保育士。日本語教師。
学生時代にオーストラリアを始め20カ国以上を旅し世界の教育について学ぶ。商社、大学勤務を経て、8年前に地域のひとり親家庭や発達障害の子どもを対象にした事業を開始。千葉県・東京都に学習教室・放課後等デイサービス・コミュニティスペース・保育園の8拠点運営。
法人概要
にじいろおうちえんは、クラウドファンディングにて170万円、180人以上の方のご支援のもと開園しました。立ち上げの経緯を詳しく知りたい方は、クラウドファンディングの際にオープンしたページをごらんください。
「ダイバーシティ工房を初めて知った方」「より詳しくダイバーシティ工房について知りたい方」は 2017年度年次報告書をぜひご覧ください。
法人全体の取り組みや新しく始めた事業、利用者の方のインタビューを掲載しています。3分程度でお読みいただけます。
事業内容
にじいろおうちえん
主に0〜3歳児を対象とした保育園。保育園は子育て家庭と地域が初めて出会う場所。
卒園した後も安心して子育てができるよう、気軽に話し、悩みを相談できるつながりをつくります。
スタジオplus+・自在塾
発達障害を持つ小学生や、勉強に強い苦手意識を持つ中学生を対象とした個別学習教室。
学ぶ意欲は、精神的な安定があってこそ湧くもの。
本人の特性やおかれている状況を踏まえ、安心して学べる環境をつくります。
地域の学び舎 プラット
子どもも大人も誰もが来れる古民家コミュニティスペース。カフェや駄菓子屋、レンタルスペース、勉強を教えてもらったり、ご飯を食べたりできます。子どもが生きやすい社会は、保護者も行きやすい社会。子どもたちの成長に地域の人々が関わることができる場づくりをしています。